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歩いてみると気になる気になる。

あさひかわdeep散歩
旭岡かいわい編

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旭川市内近郊をてくてく歩いて突撃取材!
やっぱり原野、旭岡かいわいを散歩しました。

濃い緑をしみじみ堪能できる場所

起伏に富んだ大地と豊かな草花が訪れる人を楽しませてくれる北邦野草園。

面積12.25ヘクタール、散策路の全長は5.2キロ。コースは30分、1時間、2時間と分けられ、広大な園内にはクマタカやらオジロやら貴重な野鳥もいっぱい。

昭和47年に旭川営林局が国有地に開設。開拓前の豊かな自然環境の復元と植物の保護を図り、自生種を中心に北邦系植物を収集、展示しています。平成10年から旭川市が管理、平成18年に嵐山公園センターを新設。入場者数は年間約3万人で「北大植物園でも(有料とはいえ)4万人弱なので、かなりいいセンいってる?」と園長
開花状況は週に一度更新。職員がぐるぐる巡回して、目に付いた植物をチェックしているんだとか。大変~!
園入口の嵐山公園センターでは、この地域に特有の動植物の研究資料やアイヌ文化と植物の関係に焦点をあてた展示を公開中

「植物にはとくに肥料も与えず、野性に近い状態を保っています」と話すのは、園長で農学博士の堀江健二さん。山野草を見て癒しを得る場から一歩進んで、現在は学びや調査の場として大学の研究員などの貴重なフィールドにもなっています。

「以前はカタクリやシラネアオイの群落を目当てにバスツアーが入るほどでしたが、ここ5~6年で来園者の雰囲気も変わってきました。ぽつりぽつりと個人でやってきては、自然に浸ってここの濃い緑を堪能して行ってくれる。うれしいですね」。その日の開花状況は園内の東屋で、写真でお知らせしています。入園無料/北邦野草園電話0166・55・9779、9:00~17:00(入園は16:30まで)、4月29日~10月31日まで無休

星が岩になったという伝説をもつ「ノチウ」。市民でも知っている人は少ないかも?

これは石狩川に注ぐオサラッペ川の河口、真ん中近くにある赤岩「ノチウ」。どんなに流れが激しくとも侵食されないことから、アイヌの人たちは、「天から落ちてきた星なのでは」と言い伝えたそうです。「かつては陸続きだったという噂もありますが…本当のところはどうでしょうか」と北邦野草園の堀江園長。近文大橋からも見られます。

アイヌの人々に思いを馳せて

入口付近には彫刻家・砂澤ビッキさんの墓標も

市営のアイヌ人墓地。「もとは近文墓地にあったアイヌの子孫が眠る墓が、昭和50年代頃にここに移されたもの。最近は墓石も多くなりましたが、いまでも民族の風習に習った墓標を少し見ることができます」と教えてくれたのはアイヌ記念館副館長の川村久恵さん。自然と共に生き、死して自然に還る、アイヌの人々の思想が伝わる弔いの形/旭岡墓地(アイヌ墓地)

比布・かっぱの健卵のルーツを発見

比布町の「かっぱの健卵」は、旭岡に伝わるかっぱ伝説からヒントを得て名付けられたものです。

今も地域に佇むかっぱのおやしろ。炎遊さんは「かっぱの炎遊さん」「のんべぇの炎遊さん」と親しまれた楽しいおじいちゃんだったよう
「伝説を信じてかっぱを探して日本中を回っていた頃、本州のどこかで同好の人たちが作る会の本部を見つけたようで。旭川支部として、のれんわけしてもらったらしいの」と教えてくれたおばあちゃん。支部には50人ほどが所属し、春と秋には神輿まで用意して祭りを開いていました

探ってみると、ありました。緑の顔におかっぱ頭のかわいいかっぱが守るおやしろには、かっぱの里と書かれたちょうちんや何体もの置物が。管理する高橋おばあちゃんに話を聞くと、かっぱを愛してやまなかった陶芸家のご主人・炎遊さん(故人)がこのあたりの土を使って作陶した名残なのだそう。個人宅につき、見学はマナーを守って。

立証なるか?「年中タンクトップ説」

見よ!これが菅井さんのベストオブ作業着!!今年10月にはシンガポールで展示会を開くそうで「タンクトップは赤道直下でも大活躍だ」と菅井さん

旭川で唯一の吹きガラス工房。道産木の土台とガラスの酒器を組み合わせた「木グラス」が全国的にも人気です。板ガラスに魅せられ、この世界に入って三十余年、北国らしいモチーフを模索し続けている代表の菅井淳介さんには、実はあるウワサが―「どうやら年中タンクトップらしい」。その真偽のほどは?

「そうだよ。仕事場、夏は40度、機械の近くは50度あるからね。袖があるとダメ。首周りが詰まっててもダメ。動きやすくて下着っぽくない(接客もするからさ)絶妙な作業着探すの苦労するんだー」。やったぜ、説立証。あなたが訪れるときもきっと袖なし/淳工房電話0166・53・8512、10~18時、4~11月無休・12~3月日曜定休

<おまけ>ヘビって目まで脱皮すんだな!

ある朝、開店準備で菅井さんがオモテ玄関を開けると、前庭に全長1m以上はあろうアオダイショウが脱皮した抜け殻が。「《脱皮ヘビ》2013.9.23(秋分の日)前庭で発見」と記した長い筒に保存した抜け殻をわざわざ見せてくれた菅井さん。「最近は住宅も多くなってきたけど、ここはやっぱり原野。トカゲとかヘビとか結構出るんだわ~。野鳥やリスは普通、昔はキジも来てた。こう見えてまちっ子なもんで感動しちゃってね、記念にとっといてんだ」。

(写真左)ヘビの抜け殻を見せてくれた時はシャツを一枚羽織って…。
(写真右)ヘビ退治法にも熱が入る菅井さん。「しっぽのほうを持ってグルグルグル、ポーンってな」

旭岡のねこ①新人ピノ

カフェから望む裏庭は「最初は笹やぶだったけど、地道に手入れするうちに、ちょっとずつ自生する野草が顔を出してくれるようになって」とオーナー。旭岡らしい手付かずの自然を感じさせてくれます

住宅街の中の、赤い壁がかわいいカフェ。「家族に食べてもらいたい安全な食事」をお客さんにも出してくれます。おすすめは買物公園のチーズ工房・ジャパチーズのモッツァレラがとろけるサンドウィッチ。オーナーの妹さん夫婦が営んでいるから、まさに〝姉妹店〟の味なんです。

そして、最近入店した看板娘は白黒猫のピノ。器量よしでおじさま客を虜にし、ピノ通信まで作らせちゃったんだって!/CAFETOTTO電話0166・52・2699、11~16時、金~日定休

(写真左)すやすやお昼寝中のピノ
(写真右)猫好きおじさんがたまらず製作しちゃったというピノ通信。店内で読めますよ

旭岡のねこ②ベテランせんむ

中に鈴が入った継ぎ目のない木の卵を見つめていると、オーナーの得永光利さんが「その卵の親がこの子たちね」と親鳥のピヨピヨ(こちらも鈴入り)を紹介してくれました。ここは、旭川周辺の木工作家の作品を集めたショップ。木製のキツツキがとまっていたり、商品カウンターとトイレの手洗い台が壁を突き抜けて一体化して見えたり、得永さんの大らかでユニークな性格を反映して、とっても洒落がきいています。

手仕事のぬくもりを感じるおもちゃからスタイリッシュな器ものまで、「お客さんたくさん取り込みたいからね、こだわりなくがめつくセレクトしてるよ」と得永さん。自社工場はないけれど、加工に適した技術を持つ地元の工場とそのつど提携して、自身も木工メーカーとして数々の商品を発表しています
ピヨピヨ(作家・三浦忠司さん)は宮内庁にも納められた銘品なんです

得永さんの相棒は入社11年目のベテラン、ねこの「せんむ」です。愛らしい佇まいと絶妙な営業力(?)の持ち主で、取材スタッフもつい木の器、3個も買っちゃった~。彼女が出迎えてくれたらもれなく、直通アドレス入りの名刺がもらえます/クラフトブラウンボックス電話0166・50・3388

(写真左)得永さんとせんむ。ふたりのゆるい距離感がまたいい
(写真右)ひんやりとした床でくつろぐせんむ

正しくは「が」を入れて。豊かな自然にUFOも?!

静望町内会長 後藤章子(あきこ)さん
至って気取りのない自由人の章子さん。ご主人のマイクさんはアメリカ人で元東海大教授。結婚式はこの山で、300円の会費で自由に参加してくださ~いと開いたそうな

この地区は町内会が活発で、子供たちが主役の「ローソク出せ」なんかは盛り上がりますよ。お年寄りも多い地区ですので、最近では近文地区の方々と一緒にビールパーティをしました。余興のフラダンスにも参加させてもらって、大いに笑いあいました。

「あさひおか」と呼ばれることが多いですが、古くからいる人たちは「あさひがおか」と呼んでいます。30歳で私がここに来たころはほかに10軒ほどの家しかなくて、まわり一帯草ぼうぼう。別の地域の方には旭川市内だと思われていなかったほどの場所でした(笑)。でも自然が豊かでアイヌの人々の聖地でもあるところ。彼らの歴史を知って、日々感謝の気持ちを持って暮らせたら素晴らしいことですね。実は私、旭岡で何度もUFOを見かけてるの。それほどパワーがある場所なんだってことかしら。

コース上に無いお宅は、スタート地点で待ち構えて子供たちにお菓子を配給(笑)。ゴールは静望公園です

ちょうど七夕の取材日、ローソクだーせに遭遇。子供たちは3つあるスタート地点のいずれかに集まったあと、あらかじめ決めておいたコースに沿って全員でまわります。ゴールする頃には持参した袋がお菓子でパンパン。「1年ぶりに会う子も多いけど、みんなの成長を見られていいのよね~」とご近所マダム。子供らのファッションセンスもなんだか素敵な旭岡なのでした。

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