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銀河のアウトロー再び

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー

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宇宙大河ドラマ『スターウォーズ』からのスピンオフシリーズ。どうやら今後もいろいろな名物キャラクターたちにスポットを当てた作品が続々と出るらしい。その第一弾としていきなりの真打、ハン・ソロ。

最初のスターウォーズは言わずと知れたルークの成長譚なのだけれど、少年たちはみんなハン・ソロに夢中。ちょいワルの色男で兄貴分。その後のスターウォーズがどんどんジェダイの物語になって、人間離れした人たちのサイキックバトルみたいな様相を呈していく中、ほとんど唯一、ジェダイじゃないヒーローとして光を放ち続けているのがハン・ソロなのだ。本作にはソロ以外にもあんな人やこんな人も登場し、見どころ満載の冒険活劇に仕上がっている。

が、しかし。やはりキャラクターに寄り掛かった作品になっているのは否めない。あくまでシリーズものの延長上にある作品だと割り切って見るべきものだろう。スターウォーズが好きな人は終盤にあんな人が登場しちゃったりして「あぁ続きが見たい」と思ってしまうこと請け合いだが、そもそも人物を知らなければ、得体のしれない悪人ぽい風貌のあの人はいったい誰なのか、というわけのわからない後味が残る。(映画ライター・ケン坊)

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この記事には映画のネタバレが少々含まれているので、まだ映画を見ていない人はその点をご承知おきの上で読んでください。

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『スターウォーズ』のスピンオフ第一弾。今後他の人物もこんな感じで映画化されていくという噂も聞こえてきているけれど、やはり一番面白くなりそうなのはこのハン・ソロなのではあるまいか。

本作では長年の相棒チューバッカとの出会いが描かれる他、ランド・カルリジアンも登場し、エピソード5での再会につながるようなやり取りが繰り広げられる。こういうのがファンにはたまらない。長年紡いできた壮大な物語があるからこその、スピンオフの深みを言える。逆に言えば、随所にこういう要素があるため、スターウォーズシリーズを長年見続けているような人でないと作品の魅力が半減どころか七割引きぐらいになってしまうだろう。

しかし、小説版も読んでいるような人にしてみると、小説とは少々違う話になっていることに戸惑いを覚えるかもしれない。そもそも時間軸上で本作はどのあたりなのだろう。ソロがコレリアから脱出し、その3年後と言った描き方がされる。それはスターウォーズサーガで言うとどのあたりだろうか。ラストでソロたちは、タトゥイーンに行って一仕事するといって進路をとる。名前こそ出ないものの、きっとジャバ・ザ・ハットと出会うことになるのだろうと想像される。ということはジャバと出会う前ということだからローグ・ワンの少し前か。

本作の終盤にはモールも登場する。彼もまた名前は出ないけれど、あの顔は間違いようがない。モールがまだ生きているということはオビ・ワンと決着がつく前ということになるだろうけれど、少なくともエピソード1の真っ二つ事件よりは後のはずだ。モニターの中でモールは立ち上がる。足までは見えないけれど多足ではなく二本足っぽく見える。わざわざ彼を立ち上がらせたのもこうしてあれこれ想像するファンに向けたサービスだろうか。

壮大な大河叙事詩『スターウォーズ』は、これからも続々と発表される作品によって歴史のパズルが埋まっていくことになるのだろう。そろそろ終わりにしてもいいんじゃないかという思いと、でも続きも見たいという思いが渦巻きながら、やはり新しいものが公開されたら見に行くことだけはほぼ間違いない。

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