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「チアーズ!マミー」子育てを愉しむヒント

日本人のココロに触れる
和の習い事

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今回は子供が通える習い事の第二弾。「和」をテーマに書道、和楽器、剣道の3つの教室に潜入してきました。
4歳と2歳のママ・ライナー記者 阿部洋子

書道を通して礼儀や自主性を身に着ける

1枚書き終えるごとに先生のチェックが入り、書き方など一人ひとりにアドバイス。先生からOKがもらえたら次は清書に進みます

平仮名、カタカナ、漢字どれも私たちの生活から切り離せませんよね。さて、ここで問題です。みなさん「木」の文字を正しく書けますか?書き順はもちろん、はらい、止めなど全てに決まりがあり自分が「正しい」と思っている形も実は間違っているかもしれません。子供の頃から正しい文字が自然と身につくように、成り立ちや美しく書くコツを一から教えてくれるのが嶺暁書道塾です。

旭川市内各所に教室を持つ書道塾ですが、どこの教室でも教えてくれるのは中井嶺暁さん。現在3歳から89歳まで幅広い年齢の生徒が通っています。まだ文字が書けない小さな子には、〇やヽを組み合わせた象形文字から練習。筆で文字を書く楽しさを知ってもらいます。少しずつ平仮名や漢字も学び、年齢別に用意された課題に沿って練習していきます。まずはお手本を見て、自分で書いてみるのが嶺暁スタイル。「書道を通して、自分で考え、答えを導く力を養ってほしいのです」と中井さんは話します。

教えるのは文字の書き方だけではありません。礼儀も身に着けてほしいと取り組んでいるのが点数制度。毎回10点が与えられ、挨拶をしなかったり、忘れ物があれば減点。1000点たまるとプレゼントが用意されています。はじめはプレゼント欲しさだったとしても、これなら自然と礼儀が身につきそうですね。見学や体験はいつでも可。最寄りの教室で受けられます。

お馴染みの曲もお箏の音色だと新鮮

椅子に座って演奏するので、正座になれていない子供も安心。過去のコンサートの様子。子供も大人も全員で演奏する曲もあります

13本の絃で多彩な音色を奏でるお箏。なんとな~く格式が高く、幼児は通えないイメージがありませんか?「華瑤会」では5歳くらいから受け入れています。

自身も5歳から箏を習い始めた大師範の安田瑤子さん。40年以上各地で教室を開き、旭川では今年で27年が経ちました。華瑤会以外にも、箏、三味線、尺八の奏者が集う「旭川三曲協会」の先生たちと旭川市内の小中学校に出向き、和楽器の体験や演奏発表をしています。

子供も飽きずに楽しめるように工夫されたレッスンでは、「さくら」「チューリップ」など耳なじみのある易しい曲からスタート。ときにはアニメの曲も取り入れます。上達すれば、自分から弾きたい曲を相談し、練習することもできます。「もちろんこれだけは外せないという古典音楽の練習もしますが、とにかく楽しんでもらうのが一番。お稽古の発表の場として、年に一度コンサートも行っています」と安田さん。男の子も通え、いつでも見学・体験ができます。

心の強さと人を敬う気持ちを育てる

レベルにあった少人数のグループに分かれて練習。面や胴の入れ方のほか、足の運び方、座り方、礼の仕方などもじっくり教えます

試合の前のピンっと張り詰めた独特の空気。大人も子供もまさに「真剣勝負」をする武道にも日本生まれのものがいくつもあります。今回は、剣道を教える旭川剣和大雪剣道スポーツ少年団を取材しました。

一瞬のスキも見逃さない集中力と、スキをつかせない緊張感など精神的な強さが勝敗を大きく左右する剣道。そのため、運動神経に自信がない人にもおすすめだとコーチの酒井祐司さんは話します。ほかの武道に比べてケガをすることも少ないので、小さな子供にも安心して習わせられます。

高学年以上になると兄弟道場に通う生徒たちと一緒に練習することも。力強い動きで迫力満点!

同少年団に現在所属している子供は、小学校低学年から高校生まで約15人。年代の違う生徒たちが一緒に練習するため、自然と年上を敬うようになるそう。また、剣道には「交剣知愛」という言葉があり、剣を交えた相手のことを理解し親しくなることを意味します。共に切磋琢磨した仲間とのつながりは生涯の宝物になるかもしれません。

「剣道は大人になっても始められる武道なので、ぜひ親子でも通ってほしい。ブランクがあるお父さんお母さんも大歓迎です」と酒井さん。今回初の試みとして、6月15日(土)午後4時から体験会を開きます。都合が合わなければ別日に見学もできます。詳細は問い合わせを。

旭川剣和大雪剣道スポーツ少年団
旭川市曙1条2丁目1-1 青雲小学校 体育館
090-3776-5775(酒井)


日本に昔からある習い事には、書道や剣道のように「道」がつくものが多くあります。和楽器も含め、その道を極めるのはもちろん、どれも「礼節で始まり、礼節に終わる」が大切にされているのだと改めて気づかされました。習い事を通して、和の心はこれからも大人から子供の世代へ受け継いでいきたいものですね。


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