1. ライナーウェブ
  2. ニュース&記事
  3. 味な人
  4. 堤 泰樹さん

お客さんの声を店づくり
野菜づくりに生かして

堤 泰樹さん

株式会社東神楽アグリラボ ハル・マーケット

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
内容のー部もしくは全部が変更されてる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
株式会社東神楽アグリラボ ハル・マーケット
9年の会社勤めの後、5代続く家業の農家を継ぐことを決心。昨年、自分でジンジャーエールを作りたいというお客さんの声を受けて初めて栽培したショウガは、すぐに完売。今年は自分でもジンジャーエールを作ってみたいと張り切って栽培中!

経営的な感覚を学ぶ実践の場にと、東神楽町に2年前にオープンした八百屋「ハル・マーケット」。同町の若手農業者らが中心となって立ち上げた法人が運営し、堤泰樹さんはその代表を務めます。

八百屋を経営してわかったのは、自分たちの野菜がおいしいと客観的に認識できたこと。「野菜に囲まれた環境が当たり前過ぎて、見るのもイヤってこともありましたし、正直農家の男たちは野菜食べない人も多かったですね」と笑いますが、今は喜んで買ってもらうために自分たちで意識的に食べるようになりました。

店頭でのコミュニケーションを大切にしています。「新鮮だった」「味が濃かった」という声や、「こんな食べ方してみたよ」、さらには「子供のおつかいの練習になりました」といったほのぼのとしたエピソードまで集まりました。

必要な分だけ、鮮度のいいうちに購入してもらいたいと取り入れた野菜の量り売りは、高齢の夫婦だけの世帯や離乳食を作るお母さんたちに特に重宝されていたことも発見のひとつです。さらに、これまでは廃棄するしかなかったラディッシュの葉をうさぎの餌用に購入したいというお客さんも現れ、「予想をしていなかった野菜の買い方」も見えてきました。

「これも勉強」と意欲的に新しい野菜の栽培にも取り組み、これまで米や水菜を中心に栽培していた堤さんが昨年挑戦したのは、ビーツや落花生、エッグズッキーニなど多彩。「これまでは親がやっている野菜作りを継いで、同じことを繰り返していればやっていけたのですが、これからの時代は、いかに売れる野菜を作るかが大切」と話します。

消費者という出口から考えた店づくり、野菜づくりは、新しい農業の可能性を拓いていく切り口となるに違いありません。

関連スポット

関連キーワード

味な人 バックナンバー

学校法人浅井学園 旭川調理師専門学校 前川原 春吉さん
昭和57年、前身の旭川調理専修学校を卒業。旭川、札幌、東京で日本料理の修業を積み、20年ほど前から母校の客員講師を兼務。2017年春に同校校長に就任しました。 ... (7月23日)
食事処 館 菅野 健治さん
ディープでカオスな場末の路地裏、誰が付けたか姫小路。いつも煙モクモクな馬場ホルに冬だけオープンする牡蠣専門の中番屋、なぜか英語とスペイン語仕様のバー遊民R... (6月28日)
株式会社 土井商店 土井 優慶さん
上川郡美瑛町で地酒の専門店として3代続く「土井商店」の長男として生まれた土井優慶さんが、学生時代に志したのは医療の道でした。猛勉強の末に合格した旭川医大で勉学に... (5月17日)
お座敷居酒屋 大舟 馬場 博文さん
1969年創業の「お座敷居酒屋大舟」。海のないまち、旭川の繁華街で舟の形をした外観がひときわ目を引きます。お店を切り盛りするのは二代目店主の馬場博文さん。トレー... (4月2日)
湯元 湧駒荘 竹内 崇さん
センター試験の申し込みをしそびれてしまったのが料理人のはじまりでした。進学を取りやめ、旅館を営む両親の勧めで板前になる決心をし、紹介してもらった東京・赤坂の割烹... (2月12日)
PRインターネット広告掲載はこちら »

ニュース / キーワード

ようこそ、ゲストさん

メールアドレス
パスワード

※パスワードを忘れた方はこちら

はじめての方はこちら

アカウント作成

ライナー最新号

ピックアップ

ページの最上段に戻る