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- 「食事に困ってる若い人たちの助けになれるかもしれない」と、ただいま16歳から35歳を対象に無償のお手伝いさんを募集中。掃除や食器洗い、お運びなど1日50分間のお手伝いで、謝礼として一食を提供します
ディープでカオスな場末の路地裏、誰が付けたか姫小路。いつも煙モクモクな馬場ホルに冬だけオープンする牡蠣専門の中番屋、なぜか英語とスペイン語仕様のバー遊民…そんな中でも怪しさで引けを取らないのが、菅野さんが切り盛りする「食事処 館」です。
「ミソジン」「ニコニコど~ん」「初体験定食」…初めて店に足を踏み入れた人はこんな貼り紙だらけの壁面におののくことでしょう。実はこれすべてお客さんが愛情を込めて名付け、作ってくれた手書きのメニュー表。一応ワープロ打ちされたオフィシャルのメニュー表はあるものの、料理人として50年以上働いてきた菅野さんの実力を知ったお客さんたちが、次々に「こんなの作れる?」「あんなの食べたい」とリクエスト。菅野さんは「それにこたえ続けていくうちに、気付けばこのありさまだったのさ。もう何品あるかわからんな~」と笑います。
若いころは温泉街のホテルや市内の食堂で働いたり、そうかと思えばラーメン屋さんをやってみたりと紆余曲折ありました。60の声を聞くころには引退も考えましたが「黙って家にいたら老人ホームに入れられちゃう!」と、10年前にこの食事処をオープン。そんな理由だから儲けも度外視で、本職のはずのラーメンなんて350円、知り合いのハンターが仕留めた時だけ入荷する貴重な「エゾひぐま」の鍋でも1000円という破格の設定です。でも安くたって味も量も質も落とさないのがすごいところ。どの料理もボリューム満点で、夏季限定の冷や麦に至っては手作りで提供しています。
「もうこの年だし、あとはみんなに安くてうまいもの作ってあげて、元気とか楽しみとか喜びとかを分け合っていけたらいいなって思うんだ」。お店は小さくても、心は海のように広い人なのです。











馬場 博文さん 